少し前の話ですが、縁あって株式会社ユーグレナの社長様の講演を拝聴する機会がありました。講演を聴くまでユーグレナ(ミドリムシ)に関する知識はありませんでしたが、ユーグレナの可能性を熱く語られる姿に感銘を受けました。

それで、このユーグレナの高い栄養価は以前より研究者の間で注目されていたそうですが、大量培養の難しい素材だったようです。そんなユーグレナの大量培養に世界で初めて同社が成功されたということでした。そして同社はこの大量培養技術を軸にして、食品、燃料など様々な分野へユーグレナを展開されているということでした。
スタートアップ時にこれだけコアコンピタンスが明確であれば、それは成功するだろうというお手本のような起業事例ではありましたが、そもそもなぜこのようなことを書いたかと言えば、今年インターコムが30周年の節目を迎えるにあたり、現在関連サイトの制作を行っていることが発端となります(前置き長かった〜)

それで当社の過去の資料をいろいろと調べていたのですが、創業当時のインターコムは手前味噌ということではなく、非常にコアコンピタンスがしっかりしているなと感じられたのです(当時私は在籍していませんので、あくまで客観的な視点で)。特にITの世界は競争が激しいので、どれだけ市場をセグメントしてもなかなかインパクトのあるものに辿り着かないところがありますが、絶えずこのようなものを探し続ける姿勢は必要であろうと改めて感じさせられました。
