先日、インターネットに上がっていた雑誌「PRESIDENT」の古い記事が目に留まりました。
PRESIDENT Online ⇒ http://president.jp/articles/-/5919
この記事で、芥川龍之介の「蜜柑」という小説がよかったということと、それがiPhoneアプリの「SkyBook Lite」で読めるということが紹介されていました。
この「SkyBook Lite」は随分前にダウンロードしてあったので、この「蜜柑」を読んでみました。
読み始めると、退屈な日常が描かれているのですが、なぜかどんどん読み進められます。文章力がそうさせるのでしょうか。iPhoneの画面で17ページと短いこともあり、あっという間に読み終わります。そして結末がいい。なんと読後の印象は“さわやか”です。
芥川龍之介というと「羅生門」や「蜘蛛の糸」のイメージがあったので、この“さわやか”な読後感がとても新鮮です。
そういえば、小学校の教科書で読んだ「トロッコ」も芥川龍之介の作品です。この「蜜柑」に近い感覚だったような……。早速読んでみよう

